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落語見聞録

第13回大日落語会【隅田川馬石・桃月庵白浪二人会】

今回の落語会の会場は、本拠地の松正さんを離れ、200人収容のホールで、今人気の若手真打隅田川馬石師匠と、今年5月に二ツ目に昇進したばかりの桃月庵白浪さんとの二人会でした。

“隅田川”に“桃月庵”とこの一門は、一般的な亭号ではないために、準備の段階では、刷り上がったチラシを見ても落語会の案内だと認識してもらえるのかとちょっと心配でしたが、なんとか150人を超えるお客さんに来ていただき余計な心配でした。

演目は、白波さんが「寿限無」と「佐々木政談」、馬石師匠が「とき蕎麦」「宿屋の富」、の各二席でした。

白浪さんは、“ひしもち”時代には、結構名古屋に前座として来られていたとのこと。師匠が鹿児島出身の“白酒”だけに、焼酎の“薩摩白波”にかけて白浪と名乗ることになったのかどうかは定かではありませんが、これからは名古屋で独演会が開けるように頑張ってほしいです。

馬石師匠は、私が独演会で聴くネタはゆったりした口調の古典が多かったので、賑やかな二席はちょっと意外でしたが、華やかな雰囲気をお持ちの方なので、こういうネタももっと聴いてみたくなりました。

ご来場の皆さんには、これでお二人の師匠の名前を憶えていただけたので、今後もお二人を応援していただければと思います。