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落語見聞録

2018年10月8日「十一代桂文治独演会」

「十一代 桂文治独演会」

来年3月の第10回大日落語会にご出演いただく桂文治師匠の独演会に行ってきました。

会場が“ウインクあいち”ということで大きなホールを予想していましたが、椅子を並べた200人ほどの会場で、師匠の落語を間近で聴くことができよかったです。

 

開口一番はお弟子さんで二ツ目の桂鷹治(たかじ)さん。岡崎市出身で岐阜大学卒業という地元の落語家さんです。

 

演目は鷹治さんが「初天神」と「普段の袴」の2席。文治師匠が「鈴ヶ森」「親子酒」「悋気(りんき)の独楽」の3席と全5席も聴くことができました。

 

桂派の大名跡を継いだ文治師匠ですが、大看板から想像する“粋で枯れた落語”のイメージを超えて、バイタリティの塊りのような熱演でした。特に、「親子酒」の塩辛を肴に酒を飲む場面は秀逸でした。

3月の独演会が楽しみです。