2018年10月5日『金原亭馬生独演会』
第8回 大日落語会「金原亭馬生独演会」
おかげさまで今回も満席となりました大日落語会。
金原亭馬生師匠と弟子の金原亭駒六さんに楽しませていただきました。
馬生師匠は第2回に続いて2回目の御出演です。当落語会の雰囲気を気に入っていただいているのでしたら誠に幸せなことです。
本日の演目は、駒六さんが「元犬」「手紙無筆(てがみむひつ)」、馬生師匠が「笠碁」「らくだ」の大ネタの二席でした。
駒六さんは、雰囲気も芸も若さ溢れる高座でした。来年2月には二ツ目昇進が決定しています。更に経験を積んで、いつか真打として再び大日落語会の高座に戻ってきてほしいと願ってしまいます。
馬生師匠の席は、“さすが!”の一言につきます。先代仕込みの「笠碁」は、人の友情を笑にかえ、「らくだ」は願人坊主のくだりはカットされましたが、しっかりとした情景をお客に魅せながら噺に引込み、登場する人物の面白さを楽しませていただきました。