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落語見聞録

2018年9月16日 入船亭扇遊独演会

「入船亭扇遊独演会」第202回 蒲郡落語を聴く会。

蒲郡落語を聴く会は、落語会・寄席を飾る寄席文字の書家、橘右太治(たちばなうたじ)師匠が代表世話人をつとめる会です。師匠が地元の蒲郡で昭和45年に立上げ、今年の4月には200回目を迎えたとても伝統のある会です。

大日落語会も11月16日に、いつもよりも大きな会場での落語会の開催を控えているので設営の勉強の目的も兼ねてはるばる蒲郡へ。

めくりの文字はもちろん右太治師匠の直筆。

入船亭の“船”が宝船の絵になっているのは書き手の遊び心です。

愛知大学落研社中が高座の袖で叩くお囃子の太鼓が雰囲気を盛り上げてくれます。

 

今回の扇遊師匠は「夢の酒」「お見立て」仲入り後に「妾馬(めかうま)」の三席。

噺のネタは事前に公表されていて、聞いたことのある話もありましたが、噺家により話の雰囲気が変わるのが落語の面白いところです。落語初心者の方には事前に話のネタを頭に入れておくことも落語をより楽しむ一つの方法かもしれないです。