2018年8月24日 めいとう名人会『林家彦いち・柳家喬太郎・三遊亭白鳥 三人会』
2018年8月24日
名東文化小劇場での「めいとう名人会 vol.22」。
林家彦いち 柳家喬太郎 三遊亭白鳥の三人会で、昨年に続いて2度目になります。
今回も、オープニングに3人のフリートークがあり、その後にそれぞれの落語が一席ずつありました。
まず白鳥師匠が新作「落語の仮面 第2話 嵐の初天神」。
元ネタの少女漫画「ガラスの仮面」の一場面であったり、所々に現役落語家さんをデフォルメして入れ込んだり、予備知識があるかないかで面白さも変わってくる、ちょいと変わった噺です。第10話まであるようなので、これからも通って全話制覇目指します。
続いて喬太郎師匠が古典落語の「居残り佐平治」。
今回のサゲは、「・・・どこまで人をおこわにかける」「旦那の頭がごま塩ですから・・」と伝統的なものでしたが、初めて聴いた人にいきなりこのサゲでは、さすがに意味が分からないかと喬太郎師匠は親切にも枕での意味を解説されていました。
トリは彦いち師匠で新作「遥かなるたぬきうどん」。
スイスの山、マッターホルンとたぬきうどんの出前の設定がシュールでした。この噺はアウトドア派である彦いち師匠の作と勝手に思っていましたが、ネットで調べたところ三遊亭円丈師匠の作でした。