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落語見聞録

2018年8月11日 『旅成金(柳亭小痴楽・瀧川鯉八・神田松之丞)』

大須演芸場『 旅成金in名古屋 』
最近若い人に人気の落語芸術協会所属の若手二ツ目11人で編成されたユニット“成金”のメンバーから、噺家の柳亭小痴楽(こちらく)、瀧川鯉八と、講談師の神田松之丞の3人による「旅成金」の会に行ってきました。

 

大須演芸場はいつも以上に若い女性客が多いことにビックリ!更に二階までびっしりと満席で、人気の高さが伺えます。そうとは知らずにチケットを買いに行くのが遅くなり、二階席しか取れませんでした。

 

演目は、松之丞さんが「潮来(いたこ)の遊び」と「お紺殺し」、鯉八さんが「新日本風土記(新作)」、小痴楽さんが「大工調べ」でした。

 

松之丞さんは今の注目の講談師とあって、彼を目当てのお客さんが多かったようです。完全に落語の陰に隠れてしまった講談ですが、これからの盛り返しに期待です。鯉八さんを聴くのは今回初めてで、なかなか特徴ある語り口が印象に残りました。小痴楽さんの大工の棟梁の啖呵は見事で、しっかり舌が回ってました。

 

今回は仲入りも含めた約二時間で4席と一席ずつが短かったので、それぞれじっくり聴いてみたいと思う若手の会でした。