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落語見聞録

2017年11月8日 (第19回)落語教育委員会


中電ホールでの(第19回)落語教育委員会。
落語界個性派3人が織り成す「落語教育委員会」、故柳家喜多八師匠の後を継いで新メンバーに三遊亭兼好師匠が加わってから名古屋では今回が2回目です。名物の三人のコントでも、息ぴったりで楽しませていただきました。

本日は、三遊亭兼好師匠が「一分茶番(権助芝居)」、柳家喬太郎師匠が「同棲したい」、三遊亭歌武蔵師匠が「宿屋の富」でした。

兼好師匠はややオーバアクションを交えて権助を演じながらも、どこか飄々とした語り口がとてもよいです。
喬太郎氏師匠は新作でした。1970年代のあの上村一夫の「同棲時代」を知る我々から少し上の年代にはより楽しめる噺でした。
歌武蔵師匠は枕で、千葉県と茨城県を間違えた喬太郎師匠を肴に笑いと取ったところに、喬太郎師匠が高座に登場し、いい所を持って行かれてしまったのはご愛嬌。相変わらず安定感ある語りはさすがでした。

次回名古屋での「落語教育委員会」は来年の夏に予定されているようです。