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落語見聞録

2017年10月27日 五街道雲助・隅田川馬石 親子会


愛知県芸術劇場での「五街道雲助・隅田川馬石 親子会」。

五街道雲助・隅田川馬石 親子会と銘打っていますが、メインは馬石師匠です。
演目は、雲助師匠が「たらちね」と「身投げや」 馬石師匠が「火事息子」と「井戸の茶碗」でした。
「身投げや」は不勉強で初めて聞きましたが、後で調べてみると、柳家金語楼師匠が創作した新作落語で、最近は雲助師匠以外あまり演じられることがない噺の様です。軽めの噺ですが、身投げ屋が自殺を止めてくれた人の値踏みをするところなど、よかったです。

今回の落語会は雲助師匠が聞きたくて、チケットを購入していたのですが、その後、来年10月の第8回大日落語会に馬石師匠をお呼びすることが決定し、馬石師匠の噺も楽しみにしていました。

馬石師匠の噺は表情豊かに演じられるところが魅力です。「井戸の茶碗」は、くず屋の困り切った表情は良かったです。人情噺が得意のようなので、大ネタも聞いてみたくなりました。
来年の大日落語会で何を演じていただけるか楽しみです。