多治見で楽しむ寄席

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落語見聞録

2019年5月31日 第11回大日落語会(春風亭正太郎・桂宮治)

 

“超二ツ目”コンビの春風亭正太郎さん、桂宮治にさんにお越しいただき、第11回大日落語会の開催となりました。

 

本日の演目は、正太郎さんが「湯屋番」「妾馬」、宮治さんが「お菊の皿」「棒鱈」、の各二席でした。

たった60人の会ですが、幅広い年齢層に正太郎さんは初め、会の雰囲気がなかなかつかめないようでしたが、次第にエンジンがかかり、宮治さんにバトンタッチ。宮治さんは、あのちょっと毒のある独特のまくらから会場を大いに沸かせてくれました。「お菊の皿」では、幽霊の出る場面で観客のご婦人が本当にびっくりして椅子から飛び上がられ、宮治さんが慌てるハプニングもあり会場は盛り上がりました。

仲入り後は宮治さんから正太郎さんの「妾馬」。後半の妹を思う八五郎とお殿様の会話では会場をしんみりとさせるなどメリハリの利いた噺でした。

 

今回は、初めて真打なしの二ツ目さんの二人会でお客様の反応が心配でしたが、さすが人気者の二人だけあって、観客の皆さんも大変に満足していただきました。